

出会い系サイトを使っていると、ときより完全無料の出会い系サイトやアプリを目にしますよね。電話認証などがなく気軽に始められて使い方も簡単なので、20代前半の若者から60歳以上のシニア世代などの大人まで、幅広い層に利用されています。
しかし、無料の出会い系サイトはどれも安心して使えるものではなく、危険な出会い系が数多く存在します。
悪徳な無料出会い系サイトに登録してしまった場合、見知らぬ高額な出会い系サイトや占いサイトなどに同時登録され、架空請求のメールが届いたりなどの迷惑メールが大量に来るようになったりします。
一方で、そのような出会い系サイトは優良出会い系サイトと比較すると女性の割合が著しく少なく、出会える可能性もかなり低いです。またその女性の中にはアドレス収集業者によるなりすましや、美人局などが蔓延っていて、悪徳業者の巣窟となっていることが多いのです。
今回はこのような無料出会い系サイトの実態を明らかにし、どうして危険なのかについて解説していこうと思います。
目次
そもそも無料出会い系サイトはどこで利益を出しているの?
無料の出会い系サイトはユーザーがそのサイトに登録したり、利用するのにはお金はかかりません。
かと言って、お金持ちの経営者がみなさんに出会ってほしいから利益を度外視して運営を行っている…なんてことはありません。ユーザーの目に見えるところでお金が動いていないだけで、運営会社は出会い系サイトを運営しながらしっかりと利益を出しています。
ではどこで運営会社は稼いでいるのか…?
-
同時登録
-
広告収入
無料出会い系サイトの収益源はこの2つです。特に同時登録を収益源としている出会い系が多く、一度メールアドレスがバレてしまうと毎日何百もの迷惑メールが届く様になります。
ではこの2つの収益源について詳しく解説していきます。
同時登録
完全無料の出会い系サイトの収益源として最も大きいのが同時登録です。
出会い系サイトの多くは、空メールを送信して、それに返信されたメールにあるURLをクリックするとひとまず登録完了となります。無料の出会い系サイトの場合、その登録と同時に提携しているサイトに勝手に登録されてしまうのです。
同時登録されるサイトの例としては、同じような有料の出会い系サイトや占いサイトなどが多く、無料出会い系サイトは登録させた報酬として提携先からお金をもらっています。
勝手にそんなことして犯罪じゃないの…?と思われる方もいるかもしれませんが、無料出会い系サイトの利用規約をよく見てみると、同時登録をしますよ。みたいなことがこっそり書いてあったりするのです。
例1、友活の利用規約
”当サイトに登録し、また利用を開始した時点で提携サイトのご利用が可能になり、会員様からのご連絡受取に参加する事となり、また当サイトの利用を開始した時点でこれに同意したものとします。”
例2、友活のモビモバの利用規約
”本サービスをご利用するにあたり提携サイトに仮登録となることを承諾する(以下提携サイトが92個)”
このような感じで利用規約に記載がされています。
もし無料の出会い系サイトに登録するのであれば利用規約をしっかりと読み、このような記載が無いか確認したほうが良いです。
誤って同時登録のある無料の出会い系に登録してしまうと、見ず知らずのサイトからかなりの陵の迷惑メールが届くようになります。ひどいときは1日に1,000通を超えるメールが届くこともあります。
広告収入
無料出会い系サイトのもう1つの収入源が広告収入です。
これは出会い系サイトだけでなく、皆さんが普段から使うようなニュースサイトなど様々なサイトで取り入れられている手法です。無料の出会い系もこれと同様の方法でお金を設けています。
このような広告は多くの人に見られたり、クリックされたりするとお金がもらえる仕組みとなっています。そのため無料の出会い系サイトの場合は利益を多く出すために、サイト内に広告が大量に設置されていたり、誤ってクリックしてしまうようなところに多く設置されています。
そのため広告が邪魔でユーザーからすると非常に使いづらいサイトとなっています。無料アダルト動画のサイトや掲示板系のサイトをイメージすると少し分かるかと思います。
このように広告が多く使いづらいサイトがほとんどのため、無料の出会い系サイトは女性の登録が当たり前ですが少なく、いたとしてもサクラや悪徳業者の可能性が高くなります。
どうして無料の出会い系サイトは危険なの?
無料出会い系サイトは男女比がすごいことに
優良な出会い系サイトでも男女比は女性1人に対して、男性2〜4人程度で男性の方が多いと言われています。しかし無料の出会い系サイトの場合は女性1人に対して男性が50人もいるのです。ひどいサイトだと女性1人に対して男性100人なんてサイトもあったりします。
試しに女性で登録してみるとその実態をつかむことが出来ます。
女性として登録できたら、試しに掲示板に投稿してみて下さい。優良出会い系サイトを使っている男性からするとありえない数のメッセージが来ます。私も試しに投稿したことがあるのですが、50通を余裕で超えてきます。笑
メッセージの内容も無料を良いことに「よかったら話しませんか?」のような、手抜きの内容のメッセージがほとんどのため、これではせっかく登録してくれた女性も辞めてしまいますよね。。
また無料出会い系サイト中には、女性として登録できないサイトやそもそも女性の登録ボタンがないサイトなどもあったりします。このような出会い系サイトにはリアルな女性はいません。
形式上サイト内に女性いるのですが、このような出会い系サイトの女性はサクラや悪徳業者が女性を装っているだけです。そんな中でサクラを雇う費用すら削減している運営会社もあり、そのような会社が運営している出会い系にはプログラムの女性しか存在しません。
無料ということだけに釣られて登録してしまうと、リアルな女性なんて存在せず、ただプログラムによるに意味不明なメッセージが届くだけ。気づいたらアドレスだけが抜かれていた。。。ということになりかねません。
もしサクラかな?と感じた場合にはこちらをご参考下さい。
必要なシステムやセキュリティーが欠損している
先ほど説明したように、無料の出会い系サイトは「同時登録」と「広告収入」を主な収入源として利益を出し運営を行っています。
利益を出していると言っても、同時登録も広告収入も共にユーザーをある程度集めなければ、利益はちっぽけなものです。そのため、無料出会い系サイトは出来る限り利益を出すために人件費やシステム費などのコストを抑えて運営を行っています。
費用を抑えるということが目的になっているということは、ユーザーが出会えるかなんてことは二の次になっていて、運営にはそれほど力を入れていないケースがほとんど。。
会員のメール監視システム、年齢確認書類やデータの保管、その他システム・サーバー代など、多額の経費がかかるものは片っ端から省いているサイトや、更には出会うための機能も掲示板だけなど、出会うための機能がほとんど実装していないサイトすらあるほどです。
要はユーザーのデータが漏洩しようと関係なく、またメールのやり取りなども管理していないためセキュリティーがザルなわけで、悪徳業者や美人局などがなどの犯罪者にとっては好都合なサイトということ。そのような悪い人達が大勢紛れ込んでいるので、犯罪や面倒な事件に巻き込まれてしまうリスクが非常に高くなるのです。
もし登録して被害にあった場合には?
迷惑メール相談センターに相談する
まず1つの手として、迷惑メール相談センターに相談する方法があります。
一般財団法人日本データ通信協会というところが昭和48年12月に設立し40年以上の歴史を持つ組織です。経済・文化・行政やその他のあらゆるデータ通信の健全な発展のためにできた組織となります。
彼らの調査では、迷惑メールに関する相談や情報提供が相次いでいるようです。

迷惑メール相談センターのサイト内フォームから迷惑メールを送ってくる業者の情報提供することが可能です。メールの受信日・送信者のメールアドレス・メール内容等の情報を記載し送信するだけなので、簡単に情報提供することが可能です。
詳細は下記の画像を参考にして下さい。

また他にも「mailagain@dekyo.or.jp」のアドレスに届いた迷惑メールを転送するだけでも情報共有は可能なので、こちらも併せて申請すると良いです。
直接業者にメールを送付する
これは直接出会い系サイトの運営会社にメールを送信する方法です。
迷惑メール相談センターなどの第三者に依頼するのではなく、直接運営会社にメールを送信するため、初心者の方はやめておきましょう。更に迷惑メールが届くようになったり、面倒な事件に巻き込まれる可能性も少なからずあるからです。
大体の出会い系サイトは、サイト内の「特定商取引」や「運営会社」などのページにメールアドレスが記載されています。そこに直接迷惑メールをやめて下さい。とメールする感じです。届いた迷惑メールのアドレスに送信しても送信専用アドレスなので意味が無いので注意して下さい。
私がいつも送っている内容は下記の通りです。
いつもおたくのサイトからしつこいメールが毎日毎日来ます。
このメールアドレスは私の中学生の娘のもので、
何度も何度もメールが来るので、今回は心外に感じてメールを送りました。
娘は全く登録したことも身に覚えがないとの事で
もう2度と来ないようにメールの配信を停止してください。
これ以上メールが来た場合は警察に通報します。
御社が行っていることはサクラサイト詐欺商法、なりすまし詐欺、架空請求
不正な請求に該当する可能性もあり、迷惑メールが来続ける限り
その都度徹底的に警察に通報し続けます。
また同時に以下の機関にも御社から来たメールを転送し情報提供します。
迷惑メール相談センター
http://www.dekyo.or.jp/soudan/
国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/
消費者庁
http://www.caa.go.jp/globalnavi/damage_a.html
日本産業協会
http://www.nissankyo.or.jp/
件名は「※※要確認※※迷惑メールが止まないので警察に通報します」などにして、迷惑メールが来なくなるまで送信し続けます。
そうするとある時、「出会い系サイトを退会しました。」などとメールが届き、それ以降、迷惑メールが来なくなります。
結局どの出会い系サイトが安全に出会えるの?
無料の出会い系サイトはこのような実態のため、正直あまりオススメはしていません。
無料のほうがお金もかからないしリスクも少ないと考えがちですが、無料の出会い系サイトも金儲けのために作られているわけです。登録するやいなや、大量の迷惑メールが届くようになり、セキュリティーの甘いサイトには悪徳業者や美人局などが存在し、実はリスクが高く危険なのです。
やはり安全に女性と出会うためには少しの対価が必要で、最低限のお金をかけて優良な出会い系サイトを使ったほうが良いです。そのほうが女性会員も多く、出会うための機能も完備されており、セキュリティーもしっかりしているため安全に出会うことができるのです。
私がオススメする出会い系サイトは有料ですが、こちらにランキング形式で紹介しているので参考にしてみて下さい。もちろんどの出会い系サイトを利用するかはみなさんの自由なので、自分に合った出会い系サイトで楽しく出会えることを祈ります!
Leave a Reply